シミの種類と症状

シミに悩んでいる人はぜひチェックしておいてほしい「シミの種類」と「シミの症状」。
一口に「シミ」とはいっても、実はその種類や症状はさまざまです。今回は、自分のシミの状態を詳しく把握するためにシミの種類や症状について詳しく解説していきます。
自分の症状と照らし合わせながら、早速チェックしてみましょう。

シミの種類は大きく分けて9タイプ

まずは、シミの種類について解説していきます。あまり知られていませんが、シミは大きく分けると9タイプも存在されているとされていて、シミの改善をするにはこのタイプをよく把握しておかなくてはいけません。

自分のタイプがどういったものなのか知らない……という人は意外と多いもの。シミで悩んでいる人は、まず自分のタイプをチェックする必要があります。次でシミのタイプについて解説していきます。

老人性色素斑(日光黒子)

タイプとしては最も多いのがこの「老人性色素斑」です。紫外線のダメージが原因で現れてしまうシミで、誰にでも起こるとされている一般的なシミと言われています。
薄茶色から濃い茶色をしていて、顔だけでなく「手」「首」「鎖骨周辺」などの露出した部分に表れやすいという特徴があります。

若い人も紫外線のダメージで老人性色素斑を引き起こしやすいのですが、実は加齢とともに増えてきてしまうシミでもあります。また、増えるだけでなく色も濃くなってきてしまうので、早い段階でシミ対策をしておく必要があるのです。

肝斑(かんぱん)

頬骨から上、目じりの下に数センチもの大きさで、茶色っぽいシミが特徴の肝斑。両目の下に左右対称に表れているのが特徴で、30代~40代の女性に多いとされています。しかし、閉経と共に薄くなり、人によっては消えてしまうこともあるのだそう。

肝斑の原因は老人性色素斑同様に「紫外線」によるダメージと、女性ホルモンが関係していると言われています。

そばかす(雀斑)

通常のシミとは違って大きさが小さいそばかす。鼻周辺や頬に現れやすいので、パッと見た時にすぐに目に入り、気になってしまう女性は少なくありません。しかし、そばかすは遺伝性であることが多く、紫外線対策をしていても現れてしまうことが多いのです。

しかし、だからと言って紫外線対策を怠ってしまうと、そばかすを濃くしてしまう原因となってしまいます。

遅発性両側性太田母斑

一般的なシミである老人性色素斑とは違い、より深い皮膚の奥である真皮層にできてしまう「遅発性両側性太田母斑」。
青っぽかったり、灰色がかった色が特徴で、現れる場所も頬だけではなく「額」「目の周辺」など、一般的なシミとは異なる特徴が多いシミのタイプです。

セルフスキンケアではなかなか改善されないため、専門機関でレーザー治療を行うケースが多いと言われています。

脂漏性角化症

お年寄りに多いとされる「脂漏性角化症」。見た目は黒く、イボのようにも見えるのが特徴です。顔、頭、手、背中、など全身どこにでも現れるもので、人によってはかゆみを伴うこともあるシミのタイプ。

基本的にお年寄りに多いシミなので、20代~40代の女性には比較的少ないと言われています。しかし、早めにできてしまうケースも実際に存在するので、注意が必要。
少しずつ大きくなっていくシミでもあるため、小さいうちに治療を行うことが大切です。

炎症後色素沈着

皮膚が何らかの原因で炎症を起こし、その後炎症が治まった後に残ってしまう「炎症後色素沈着」。
火傷、怪我、などの外部的な刺激から、ニキビや皮膚炎などの病気まで、様々な炎症で引き起こしてしまう可能性があるので、誰にでも起こりやすいタイプのシミでもあります。

比較的軽度のものであれば、1年以内に目立たなくなりますが、重度の炎症を起こし、シミが濃くなっている場合には、目立たなくなるまでに数年かかると言われています。

対称性真皮 メラノサイトーシス(AMD)

青みがかっていたり、灰色っぽい色が特徴の「対称性真皮メラノサイトーシス」。AMDとも呼ばれています。
対称性真皮メラノサイトーシスは、肝斑のように両目の下に現れるため自己判断で「肝斑」に対するケアを行ってしまう人がいます。

真皮にメラニンが存在していて、シミというよりは「くま」に近いもの。治療に時間がかかるだけでなく、自分で改善するのが非常に難しいタイプのシミでもあります。

摩擦黒皮症

過剰なスキンケアやタオルでゴシゴシ拭いてしまう女性に注意してほしいのが「摩擦黒皮症」です。
皮膚の摩擦が原因で引き起こされるシミで、黒ずんでいるのが特徴です。皮膚が摩擦を受ければどこにでも現れてしまうシミなので、手足はもちろんのこと、下着の締め付けによる胸下なども注意しましょう。

特に最近は、過剰なスキンケアで顔をこすっていたり、強い力でマッサージを行っている女性が多く、こういった行為によって摩擦黒皮症を引き起こしている女性が増えていると言われています。

花弁状色素斑

背中や肩に現れることが多い「花弁状色素斑」。強い紫外線を浴びることで引き起こしやすく、夏場や海で強い紫外線を浴びた時に現れやすいと言われています。
花弁が散っているように、広範囲に数センチのシミが現れるのが特徴で、肌が白い人がひき起こしやすいとされています。

これはシミ?違いは?(肝斑・そばかす・くすみ・くま)

肝斑、そばかす、くすみ、くま。それぞれシミと同じような症状・見た目ではありますが、根本的に表れてしまうメカニズムが違ったり、原因が違ったりします。

肝斑(かんぱん)

シミの一つではありますが、一般的なシミとは違って、両目の下に左右対称に現れるのが特徴です。

そばかす

シミに似ている症状ではありますが、実はそばかすはシミではありません。後天性のものであるシミに対し、そばかすは遺伝性であることがほとんどです。

くすみ

シミは表皮や真皮にメラニンが表れる状態。くすみは皮膚の表面にメラニンが発生している状態です。そのため、シミではありません。しかし、どちらもメラニンが関係しているため、原因や対策法に関しては基本的に同じです。

くま

色素沈着やくすみ、血行不良などが原因で引き起こされるくま。くま自体はシミではありませんが、シミが原因でくまが現れてしまうこともあります。

シミ予備軍・シミの見分け方

シミになってしまってからシミ対策をするよりも、シミ予備軍のうちからシミ対策は行っておきたいもの。そのためにはシミ予備軍を見抜かなくてはいけません。

しかし、シミ予備軍は自分の目では見えないケースが多く、専門サロンでブラックライトを当てることで、隠れたシミ予備軍を見つけることができます。

基本的に、肌の表面に表れてしまったシミは、予備軍ではないため「すでにシミになってしまった」と判断すると良いでしょう。

シミの種類と症状:まとめ

女性の敵ともいえるシミ。しかし、一口に「シミ」とはいってもその種類や症状は様々です。今回把握しておいてほしいのは「シミには様々なタイプがある」「シミではないが、似た症状の肌トラブルがある」ということ。
自分のシミはどのようなタイプなのか、本当にシミなのかどうかを今一度確認してみてください。

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