手の甲や背中にもできる!体のシミを消す方法

シミは、顔だけではなく手の甲や背中、腕、足などにもできます。これまでなかったシミが急にいくつもできることもあります。シミは、一度できてしまうと簡単に消すことができません。シミができる部位によって原因と対策が異なるので確認しておきましょう。ここでは、体のシミを消す方法をご紹介します。

なぜ顔だけでなく、体にもシミができるのか?

体のシミの原因は、顔にできるシミと同じくメラノサイトから分泌されるメラニン色素の沈着です。メラニン色素は、肌の内部に外的刺激が及ばないようブロックする働きを持つため、紫外線や摩擦などを受けると分泌されます。

肌が乾燥していると紫外線や摩擦による刺激を受けやすくなるので、顔だけではなく体の保湿も大切です。また、紫外線対策や炎症に対する処置などを怠ることが体のシミに繋がるのです。

なお、メラニン色素は必ず肌に沈着するものではありません。健康な状態では、メラニン色素は肌のターンオーバーによって自然に排出されるため、シミができる可能性は低いのです。しかし、生活習慣や食生活などさまざまな要因でターンオーバーが乱れていると、メラニン色素を排出しきれずに肌に沈着させてしまいます。

手の甲にできるシミ

手の甲のシミの主な原因は炎症です。ヤケドやケガ、紫外線による日焼けなどで炎症が起こると、後からその部分が色素沈着を起こすことがあります。これを炎症性色素沈着といいます。ヤケドやケガ、紫外線などを防ぐことで対策できます。

紫外線は、日焼け止めクリームを塗ったり、UVカットの手袋をはめたりすることで防げます。また、炊事や手洗いなどをした後は、しっかりと水分をふき取ることが大切です。水分が蒸発するときに肌のうるおいも一緒に蒸発し、乾燥の原因になってしまいます。

また、合成界面活性剤を含む食器用洗剤は、手のうるおいを奪うため、手袋をして使うことをおすすめします。なかには、手が荒れやすい人用の食器用洗剤もあるので試してみるとよいでしょう。

体にできたシミは、クリニックで外用薬やレーザーによる治療を受けることで消せる可能性があります。美白効果のあるクリームをシミに塗り、1~3ヶ月程度治療を続けます。

レーザー治療では、メラニン色素に反応するレーザーを照射してシミを薄くしていきます。

背中にできるシミ

背中のシミの主な原因は紫外線とニキビ跡です。夏になると露出が増えるため、背中が紫外線にさらされやすくなります。日焼け止めクリームを塗っていたとしても、汗や塗り残しによって十分な効果を得られずに日焼けしてしまうのです。

UV加工の背中が隠れるタイプの服を着ることをおすすめします。シルクやレーヨンなどの素材の服は紫外線を通しやすいので避けましょう。

背中にできるシミのもう一つの原因であるニキビ跡は、皮脂をエサにマラセチア菌が増殖してできた赤ニキビが治った後に発生します。背中は皮脂の分泌が活発であるため、ニキビができやすいのです。また、汗や衣類による摩擦が悪化の原因となります。

初期の段階でニキビをケアできれば、色素沈着が起こる可能性が低くなります。こまめに背中の状態をチェックして、ニキビができそうな状態であれば予防としてニキビの薬を塗るなど対処しましょう。

腕にできるシミ

腕のうち、二の腕から肩にかけては紫外線を受けることが多いため、シミができやすいとされています。こうしてできたシミのことを光線性花弁状色素斑といいます。強く日焼けをすると、水ぶくれができることがあります。このような場合に光線性花弁状色素斑ができやすいので、クリニックを受診しましょう。

紫外線対策をするとともに、摩擦にも注意が必要です。紫外線を気にして夏に長袖を着用したとしても、肌に刺激が及ぶ素材の衣類だと逆効果になります。腕を露出したうえで日焼け止めクリームを塗るか、UVカットの服を着ましょう。

シミができてしまった場合は、ボディ用のファンデーションで隠せる可能性があります。しかし、シミは一度できてしまうと簡単に消すことができません。隠せるからと言って対策を怠らないようにしましょう。

足にできるシミ

足のシミの原因は、炎症性色素沈着によるものがほとんどです。炎症性色素沈着は、紫外線やニキビの他に、アトピー性皮膚炎や虫刺されなどでも起こります。また、かゆいためにかきむしることで起こることもあるのです。アトピー性皮膚炎であるために、頻繁に皮膚をかいてしまっていたり、毎日のようにカミソリでムダ毛処理をしていたりすると、肌に慢性的な刺激が加わって炎症性色素沈着を起こす可能性が高くなります。

紫外線対策やニキビケアをするとともに、虫刺されを防ぐために虫よけスプレーを使いましょう。そして、アトピー性皮膚炎によるかゆみは、皮膚の乾燥によって起こることがあるので保湿を徹底してください。もし、かゆくなった場合には、かゆみ止めやステロイド外用剤などを使いましょう。

アトピー性皮膚炎は、薬で症状をコントロールすることがかゆみや炎症を防ぐために重要です。

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